GP静岡前日

2018年12月1日 雑記
明日(もう日付が変わってるので今日)はGP静岡。実に構築GPに出るのは2年ぶりになるわけだが、メタゲームの把握はもちろんカードを揃えることすらほぼ一から始めたこの環境、一体何のデッキでいくのか。

今回の環境はだいたいどんなデッキも勝ち得る厄介な環境。なので好きなデッキを使えばいいという話もある。
とはいえその週その大会によってデッキの多い少ないは当然あるのだから考えないわけにはいかない。
私が今回デッキを選ぶにあたって重視したのは「使いたいカード2種」を選びそれが使えるデッキであること。

1ヶ月前はまだコントロールが少なかったこととゴルガリミッドレンジ 隆盛の翌週だったことから「《生皮収集家》と《トカートリの儀仗兵》が使えるデッキ」を選んだ。

2週間前はフェニックスの増加とデッキの多様さから「《溶岩コイル》と《思考消去》が使えるデッキ」を選んだ。

そして今回は・・・デッキの多様さを見たのは変わらないが、もう一つの理由はクリーチャーとして単体の強さ、ほとんどのゲームを決められる強さから・・・
《思考消去》と《殺戮の暴君》が使えるデッキ」を選んだ

そうスゥルタイである。その最終形がこれだ。
4 殺戮の暴君

2 菌類の感染
2 渇望の時
2 喪心
2 暗殺者の戦利品
1 煤の儀式
4 ヴラスカの侮辱
2 最古再誕
2 採取//最終

4 恐竜との融和
4 発見//発散
2 虚報活動

4 思考消去

土地25
基本はディミーアコントロールだが土地を安定して置くための《恐竜との融和》、土地が余りそうなら最強の恐竜、《殺戮の暴君》も探せる。サイドからは《原初の潮流、ネザール》や《死貪りの猛竜》も恐竜だから探せる。完璧だ。



とはならなかった。相手のハンドはそうそう0にならないし、なってもそれを維持できない。だいたいできるのは「更地にする」ところまで。《殺戮の暴君》という最強のブロッカーが防ぎきれなくなったとこで負け。

やはりまともにカウンターを打とうとしない自分がコントロールなどしようというのが間違いだった。《思考消去》は別にメインでなくても構わない、つまりクリーチャーを増やして・・・
4 ラノワールのエルフ
4 マーフォークの枝渡り
3 野茂み歩き
4 翡翠光のレインジャー
3 正気泥棒
3 貪欲なチュパカブラ
4 殺戮の暴君

2 喪心
3 ヴラスカの侮辱
1 睡眠
3 採取//最終

2ビビアン・リード

4 湿った墓
4 草むした墓
4 内陸の湾口
4 森林の墓地
3 水没した墓所
4 森
1 島

4 強迫
3 煤の儀式
2 黄金の死
2 菌類の感染
2 呪文貫き
1 原初の潮流、ネザール
1 漂流自我
どうみてもゴルガリミッドレンジです。本当にありがとうございました。

いや、どう考えてもこのデッキ強くてさ、安定感あってさ、うん、その、ね。
当初は「マナクリ入れるとかないから。」と組み続けてきたのだが、なるほど同型で勝つためには「マナクリから先にビビアンor暴君を出す」くらいしか有効な策が見つけられなかった。こうしてプライドとか信条とかを捨てて、こうなった。

サイドからは《強迫》&《思考消去》の8枚体制(注:最終的に《思考消去》はなくなっている)そして《漂流自我》で相手の《殺戮の暴君》や《ドミナリアの英雄、テフェリー》に退場してもらう。
メインに1枚ある《睡眠》は同型で一気に決めるにもアグロに時間を稼ぐにも有用。
「1ターン目《草生した墓》から《ラノワールのエルフ》、2ターン目青マナの出る土地から《正気泥棒》」が先手で決まれば相手はもう正気を保てないだろう。

完璧だ、間違いなくこれは意図的に安定感を捨てたゴルガリミッドレンジだが、2ターン目《正気泥棒》の可能性を秘めたこのデッキで見事に現実を思い知らされてこようと思う。


・・・と、本気で今朝までは思っていたのだが、ふと、あることに気づいて、普通にその方が強くなりそうで、ちょっとまだ脳内構築なんだけど、それで明日いこうかなって。
この《凡人の錯覚》《天才のひらめき》が明日どうなるか実に楽しみだ。

こんな格言を知ってる? 「直前にデッキを変える奴は死ぬ」

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