【FTF】運命再編のメカニズム
もう2014年も残り2日となりましたが皆様いかがお過ごしでしょうか。
いよいよ今週からタルキール覇王譚第2エキスパンションである「運命再編」のプレビューウィークです。

また変な敷物が出た・・・ →

まずは初日恒例の「新エキスパンションのメカニズム」から。
http://mtg-jp.com/reading/translated/0011819/

名誉の報賞    (2)(白)
インスタント     アンコモン
あなたは4点のライフを得る。鼓舞2を行う。
鼓舞N:あなたがコントロールするクリーチャーの中で最も小さいタフネスを持つクリーチャーを1体選び、それの上に+1/+1カウンターをN個置く
自軍で最も脆い部分を強化する能力。1/1トークンが突然一線級になる。トークンや変異生物に乗ることが多そうだ。
3/1や4/2みたいな頭でっかちにものりやすい。つまり《兜砕きのズルゴ》が鼓舞されて無敵生物になる。

ジェスカイの賢者   (1)(青)
クリーチャー - 人間・モンク    コモン
果敢
ジェスカイの賢者が死亡したとき、カードを1枚引く
1/1
ジェスカイの能力は変わらず果敢。 死んだら1ドローできる体のいい捨て駒。
しかし果敢を持つので相手の変異生物や予示(後述)生物に突っ込んで相手の反応を見にいきやすい。
「果敢」を持つ生物はサイズが小さめなので「鼓舞」されやすそうだが、《名誉の報賞》等だと先にタフネスが上がってしまうので相性がいいんだか悪いんだか。

グルマグのアンコウ     (6)(黒)
クリーチャー - ゾンビ・魚     コモン
探査
5/5
スゥルタイも能力は変わらず探査。相変わらずの墓地能力である。
タルキールリミテッドにおいて5/5というサイズは多くの壁を突破でき、《絞首》でも殺せない主戦力。
最近では《テーラスのワーム》が同コスト同サイズ。5マナくらいで出しても普通に使えるレベル

ゴブリンの踵裂き    (3)(赤)
クリーチャー - ゴブリン・狂戦士     コモン
ゴブリンの踵裂きが攻撃するたび、クリーチャー1体を対象とする。このターン、それではブロックできない。
疾駆(2)(赤)
疾駆:あなたはこの呪文を、これの疾駆コストで唱えてもよい。そうしたなら、これは速攻を得るとともに、次の終了ステップの開始時にこれを戦場からオーナーの手札に戻す。
《ヴィーアシーノの砂漠の狩人》・・・最近だとアヴァシンの帰還の《大翼のドラゴン》のようになることができる能力。
戦場には残らないが手札を減らさず相手を攻撃したりソーサリーやオーラ除去やに引っかからない。
これは通常のコストより疾駆コストの方が軽いが、速攻で殴れるためか同コストやより重く設定されてるものもあるようだ。

開拓地のマストドン    (2)(緑)
クリーチャー - 象     コモン
獰猛 - あなたがパワー4以上のクリーチャーをコントロールしているなら開拓地のマストドンは+1/+1カウンターが1個置かれた状態で戦場に出る。
3/2
ティムールは今も昔も獰猛なまま。
出る時にパワー4以上のクリーチャーがいればこれもパワー4で戦場に出てきてさらに獰猛を維持しやすくなる。

魂の召喚    (1)(白)
ソーサリー    コモン
あなたのライブラリーの一番上のカードを予示する。
予示:それを裏向きの状態で2/2のクリーチャーとして戦場に出す。それがクリーチャー・カードであるなら、そのマナコストでいつでも表向きにしてもよい。

・・・・ふむ? つまり? 戦場にクリーチャーかどうかもわからない得体のしれない2/2がそこかしこで出ると?

天上の待ち伏せ    (3)(緑)(青)
インスタント     コモン
あなたのライブラリーの一番上から2枚のカードを予示する。
そんなわけで変異より厄介なとんでもない生物が大量発生するよ!
「予示」は「変異」と違ってクリーチャー以外のカードが裏向きになりうるので「変異」生物とは別のものであるよう区別できなくてはいけない。
予示されたカードがクリーチャーでないならそれは(特殊な何かをしない限り)2/2として一生を終えるでしょう。

憤怒変化    (2)(赤)(赤)
エンチャント     アンコモン
憤怒変化が戦場に出たとき、これはエンチャント(クリーチャー)を持つオーラになる。あなたのライブラリーの一番上のカードを予示し、それに憤怒変化をつける。
エンチャントされているクリーチャーは二段攻撃を持つ
予示生物はクリーチャーだからオーラも付けられるし装備もできる。
これで予示したカードの表が本当にクリーチャーだったら突如化け物が発生しうる。
最悪4マナ2/2二段攻撃にはなるわけだからクリーチャー換算していいのだろうか。果敢も誘発するクリーチャー。

龍爪のヤソヴァ     (2)(緑)
伝説のクリーチャー - 人間・戦士    レア
トランプル
あなたのターンの戦闘の開始時に、あなたは(1)(青/赤)(青/赤)を支払ってもよい。そうしたなら龍爪のヤソヴァよりもパワーの小さい、対戦相手がコントロールするクリーチャー1体を対象とし、ターン終了時までそれのコントロールを得る。そのクリーチャーをアンタップする。ターン終了時までそれは速攻を得る。
4/2
最近ラヴニカブロックでも猛威を奮った混成マナがまた登場する。おそらくこのカードは各氏族にいる「能力に混成マナを持つ伝説のクリーチャー」サイクルだろう。
戦闘開始時にマナを払えばこれよりパワーが小さいやつを《反逆の行動》できる。邪魔な壁をどかすのに都合がいい。
3マナと軽いながらもティムールらしくパワー4。タフネスが低めなのでアブザンの人に鼓舞してもらい・・・奴ら青でも赤でもないな。

頭巾被りの暗殺者    (2)(黒)
クリーチャー - 人間・暗殺者     コモン
頭巾被りの暗殺者が戦場に出たとき、以下から1つを選ぶ。
・頭巾被りの暗殺者の上に+1/+1カウンターを1個置く
・このターンにダメージを与えられているクリーチャー1体を対象とし、それを破壊する。
1/2
戦場に出た時にモードを選択できるクリーチャー。「+1/+1カウンターor他能力」のサイクルらしい。
これもまた邪魔な壁を突破しやすくするカード。単品で2/3として出しても変異や予示と戦えるのがいい。


メカニズム紹介はここまで。ここからはプレビューカード

Kolaghan,the Storm’s Fury    (3)(黒)(赤)
伝説のクリーチャー - ドラゴン     レア
飛行
あなたのコントロールするドラゴンが攻撃するたび、あなたのコントロールする各クリーチャーはターン終了時まで+1/+0の修正を受ける。
疾駆(3)(黒)(赤)
4/5
千年前のタルキールで生きていた1体らしき伝説のドラゴン。攻撃するたび自軍全体の攻撃力を上げる。
5マナ4/5だが殴る時は5/5、疾駆コストで唱えれば5/5飛行が速攻で駆ける。

Outpost Stage    (3)(赤)
エンチャント     レア
Outpost Stageが戦場に出たとき、KhanかDragonを選ぶ。
・Khan - あなたのアップキープの開始時にあなたのライブラリーの一番上のカードを追放する。ターン終了時まであなたはそのカードを唱えてもよい。
・Dragon - あなたがコントロールするクリーチャーが戦場を離れるたび、Outpost Stageは対象のクリーチャーかプレイヤーに1点のダメージを与える。
モードを選べるエンチャント。クリーチャーが並ぶデッキでもそうでないデッキでも使える。
どちらも有用だがKhansの方がアドバンテージを取りやすいか。何しろ《紅蓮の達人チャンドラ》
なわけだし。

Whisperwood Elemental    (3)(緑)(緑)
クリーチャー - エレメンタル     神話レア
あなたのターン終了ステップの開始時に、あなたのライブラリーの一番上のカードを予示する。
Whisperwood Elementalを生け贄に捧げる:あなたのコントロールするトークンでない表向きのクリーチャーはターン終了時まで「このクリーチャーが死亡したとき、あなたのライブラリーの一番上のカードを予示する」を持つ。
4/4
いるだけで予示生物が増えていき、全体除去で流そうとしたら周りの表向き生物が得体のしれない何かになる。
とりあえずこれ1体で戦場がややこしくなるのは間違いない。さっさと殺ろう。

Soulflayer    (4)(黒)(黒)
クリーチャー - デーモン     レア
探査
飛行を持つクリーチャーカードがSoukflayerの探査能力により追放されたなら、Soulflayerは飛行を持つ。先制攻撃、二段攻撃、接死、速攻、呪禁、破壊不能、絆魂、到達、トランプル、警戒も同様に扱う。
4/4
自分を出すために喰らった魂の能力を持つ悪魔。一応コストの都合上4枚しか食べられない。
その気になれば破壊不能で呪禁な4/4飛行二段攻撃なんかが作れる。ていうか今のリアニでも《包囲サイ》《女王スズメバチ》《死者の神、エレボス》を喰えそうな気もする。
なんでもいいけどキーワード能力増えたな。テキストが《石塚の放浪者》を思い出させる。


以上14枚


コメント

ねこ
2014年12月30日11:23

後半、パワータフネス忘れてる

ほぷ
2014年12月30日12:55

纏めありがとうございます。
Soulflayerで女人像追放すると呪禁は付いて、防衛は付かないんですね。なんかズルい。

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