GPT北九州 in 板橋
2013年7月28日 構築全般 コメント (5)今日は板橋で五竜GPT。昨日とは違うデッキで参戦する。
強いとか安牌とか噂されるジャンドも使いたいのだがその前に試したいものがある。
それがこちら
《漁る軟泥》の参入によりリアニへの風当たりは強いと言われているが、このデッキはそれでも普通に戦えるデッキであるということを示すために早いうちに使ってみたかった。
《漁る軟泥》は割と起動してる暇がないことが多く、リアニ側もそもそも墓地に依存しない戦いができるデッキだからで十分にいけるはずなのだ。
もっとはっちゃけるべきだろう!とメイン65枚サイド11枚だった時代が10分ほどあったらしいが気のせい。結局サイドボード15枚に普通のデッキになった。
試験的に新しいカードを使っていきたかったが枚数はあまりとれなかった。《影生まれの悪魔》は単純にメインから入れられる除去兼フィニッシャーという大きな収穫、これの生贄要因となるので《復活の声》を4積みする。アグロへの壁、対コントロールの鍵にもなる。
もちろん墓地に6体以上いる状況にもできるデッキだが、別にこいつは次ターンに死んでもらっても構わない。むしろ勝手に死んでくれるので《屈葬》を除去として使える。
とはいえあまり積みすぎるのは危険・・・3枚目を入れるべきかどうか悩ましいところ、「試験的に」という面から3にしようかとも思ったが、その1枠は《大軍のワーム》の方に使った。
《生命散らしのゾンビ》はまさに実践テスト。前まで《罪の収集者》がメインに入っていたがそれをそのまま《生命散らし》に変えたものと思っていい。これと《収集者》を1づつ・・・というのは今回は見送り。
《放逐する僧侶》は《悪鬼の狩人》に代わるほぼ同型カード。タフネスが2になったのがどう影響するのかは気になるが、どのみち一時しのぎなので多分問題ない。
重要なのは《修復の天使》との絡みで、《悪鬼の狩人》だと能力誘発に対応して《修復の天使》で明滅させると永久に追放できた。《放逐する僧侶》ではこれができないが、《悪鬼の狩人》とは違い「《修復の天使》で明滅した後さっきまで追放してた同じ対象を追放できる」。
除去を避けるために明滅して、それによって一番追放しておきたい奴が戦場に戻ってきてしまうのでは意味がない。永久追放の代わりに得たメリットである。
新カードに関してはこんなところかな。サイドボードは割愛。
それではレポートの方に移ろう。
参加者138人の8回戦、昨日の新宿とほぼ同じだな。
1回戦 グルールアグロ
1:後手ワンマリ。《東屋》《忌まわしい回収》から繋いで行く手札。 相手は《流城の貴族》スタート。とりあえず負けだな。
《東屋》を出して相手の《炎樹族》から《火柱》、《復活の声》出して《向こう見ずな技術》で回避、フルパンして《ゴーア族》湧血。テンプレ通り。
2:土地多いな、《忌まわしい回収》できちんと対抗カードをめくれるかどうか。若干微妙だがキープ。
相手は《ラクドスの哄笑者》、《炎樹族》で何もせずのスタート、片方は《突然の衰微》する。
《忌まわしい回収》の結果もかなり弱い、《復活の声》は当然《火柱》される。《地獄乗り》が出たが最初から3ターン土地しか引いてないためそれ以上の抵抗もなく負け。
××
2回戦 バントオーラ
1:先手。相手ワンマリ。1T《東屋》2T《復活の声》、相手も2T《復活の声》を出して相打ち。
こちらの3Tは《復活の声》&《復活の声》でエレメンタルは4/4になった。《トラフト》はブロックしてこないだろうしする気もない、3体殴って8点。
《トラフト》に《ひるまぬ勇気》がついてフルパンしてきた、勝った。《修復の天使》で《復活の声》を明滅、エレメンタルトークンに変身してもらって5/5が2体になる。フルパンで16点。
2:お互いワンマリ。相手は2T《巡礼者》、こちらは《東屋》から2T《生命散らし》!さらば《トラフト》!・・・「《高まる残虐性》《高まる残虐性》《絡み根》《鬼斬の聖騎士》」・・・へぇそういうバントオーラもあるの。《鬼斬の聖騎士》抜き
相手緑マナが1つしかないので《絡み根》が出ない。土地も引かず動きもないのだが何引いてるんだろうか。とりあえず《生命散らし》が殴り続けて6Tには普通に《静穏の天使》も出てGG
◯◯
3回戦 緑単t赤人間
1:先手。相手は2T《炎樹族》から《小村の隊長》。人間デッキ? 3T《生命散らし》でみたら「《狼に噛まれた囚人》《ウルヴェンワルドの足跡追い》《小村の隊長》《巨大化》」、見慣れないカード多いな、まぁ《隊長》抜き。
この後《修復の天使》でブロックしたいので《巨大化》をとっとと使わせるため《生命散らし》で3/3の《炎樹族》ブロック。1マナ2体が全展開されるのは構わない。
ただ変身されるのも困るので《復活の声》、格闘してもブロックにいけるのがいい。加えて《忌まわしい回収》も打てる。 ・・・・《静穏の天使》と《屈葬》落ちたので考えることなくなった。
《屈葬》FBで相手軍壊滅、色的にもメインで落とす手段ないだろ。一応《影生まれの悪魔》で残党潰しはしておくけど。
2:手札遅すぎるのでワンマリ。相手《狼に噛まれた囚人》《アヴァヴルックの町長》、こちら《東屋》出して《町長》に《突然の衰微》。
《癒し手》で3点ゲインしつつ変身もきっちり阻止してる。《囚人》ブロックしたら《ゴーア族》湧血してくれたのもOK。
ここで今大会初めての《漁る軟泥》登場。手札の《屈葬》が腐る! ・・・ということもなく《突然の衰微》で消してから《忌まわしい回収》、土地加えて墓地に《影生まれの悪魔》落ちた。
《影生まれの悪魔》を《屈葬》して攻撃は止まった。後は《東屋》生贄、《復活の声》出してそれを生贄、FBで《癒し手》吊ってそれを生贄、土地7になったので手札の《静穏の天使》。
◯◯
4回戦 アリストクラッツ
1:後手ワンマリ。相手《未練ある魂》、《ファルケンラス》、《未練ある魂》&FB。
私ですか。《根囲い》と《復活の声》唱えてました。
2:相手は《カルテル》《未練ある魂》、《癒し手》突撃させてトークンを減らす方向で。《スラーグ牙》も出してとりあえずライフはOK。
《反抗者》は厄介だが先制できないなら無視して2体とも凸る、相打てればラッキー。通れば《癒し手》で。
相手《ファルケンラス》によりダメージレースが始まる。数を減らさないと《カルテル》も邪魔、ライフの余裕があるうちにガンガン攻める、リフレクション上等。
《血の芸術家》が出たのでさすがに厳しくなるが、一緒に《ソリン》も出てフルタップなので返しは殴る。その後は手札の《静穏の天使》2枚を出せれば十分に捲れる。土地が6なので土地を引きたい。
しかし次ターンは引けず《東屋》、ついでに《復活の声》も出す。まだ生きてるがそろそろライフは危険域。《オリヴィア》登場で《東屋》を即落としされたので次がラストチャンス。
・・・土地引けず、しかし《忌まわしい回収》なら何か落ちれば《屈葬》FBできる・・・《影生まれの悪魔》落ち!手札には土地を加え、《屈葬》で吊って《オリヴィア》を始末。
さて残り14のライフがこのターン残るかどうかだが・・・《戦慄掘り》で《悪魔》落とされブロッカーは《スラーグ牙》のみに、プロ(緑)の《カルテル》と《貴種》、《反抗者》のアタック・・・ブロックすると死ぬので9点スルーで残ライフ4、何か1体追加されたら全生贄でジャストなので負け。
××
5回戦 バベル(Hanoi氏)
1:後手。だるいです。メインは特に相手に触れないし《生命散らし》もスカるし、ドローサーチされ放題なんで、《既知の戦い》負け。
デッキ225枚とかギリギリらしいので《不死の霊薬》で墓地戻してた。これは《安らかなる眠り》が・・・ないな。
2:《東屋》から《復活の声》《収集者》と連打、1番近そうなドローソースの《都の進化》抜いて5ターン目は《シガルダ》。
《ボーラスの占い師》が壁になって一見削りきれなそうだが《静穏の天使》でどいてください。
3:ワンマリして《復活の声》《収集者》の連打。《収集者》は1番近そうなドローソースの《材料集め》抜き。
《国境地帯のレインジャー》を《突然の衰微》でどかして《復活の声》追加してフルパンフルパン。
相手ライフ2まで追い詰めたが《サイクロンの裂け目》で全部戻ってきて ここで延長ターン。 自分の攻撃は2,4ターン目の2回。マナ的に《魔性の天啓》で2枚(最低1つは《濃霧》だな)を持ってこられるのでこちらはそれを抜く何かが必要。
・・・・ナイス、全体除去もケアできる《修復の天使》はベストなツモ。相手エンド前に出して《収集者》を明滅、手札からその解決策を抜くのに成功!ギリギリ延長4ターン目で勝ち!
×◯◯
6回戦 緑単t青エルフ
1:先手。相手は《東屋》置いた後何も動かない。《忌まわしい回収》打って《生命散らし》で見たら「《ウルフィーの銀心》×3と《獣の統率者、ガラク》」それ何を思ってキープしたの。
《東屋》で一応加速して《静穏の天使》に繋ぐつもりだったが《影生まれの悪魔》引いたので殴らせる暇もなく《ウルフィーの銀心》潰せた。
《東屋》生贄でいいや、威嚇と空の8点クロックに手札の《修復の天使》合わせれば2ターンで決着だし。
2:ワンマリして黒マナなし《生命散らし》2のハンド・・・キープ。 相手が土地1《エルフの神秘家》で止まった件。
3ターン目に《東屋》引いて実質3マナになった。自分きちんと黒マナ2枚引いたので3ターン目に《生命散らし》、「《エルフの大ドルイド》《ウルフィーの銀心》《孔蹄のビヒモス》《孔蹄のビヒモス》《獣の統率者、ガラク》」 ねぇ、ほんとにそのハンドキープなの!?《大ドルイド》抜き。
そして返しに《大ドルイド》引かれる。強いね。 マナ確保された、《生命散らし》2号はあまり意味ないな、《根囲い》で《静穏の天使》か《影生まれの悪魔》墓地に送れる方がいい。
墓地には落ちなかったが代わりに《影生まれの悪魔》引けたので《大ドルイド》を始末。土地1エルフ3と《銀心》だけになった、そいつらの攻撃は受けて一撃受けても構わない。
と、このラストターン相手《狩られる者の逆襲》を奇跡。・・・強いね。1ターン遅ければそれでも足りてなかったんだけども。
3:相手1ターン目の《東屋》を《突然の衰微》、3ターン目の《大ドルイド》も《突然の衰微》。
手札は《修復の天使》と《屈葬》・・・《根囲い》で何か墓地に送って 次ターン釣り候補を作りたいところ。《生命散らし》が落ちたか、いいね。
相手《漁る軟泥》&《怨恨》で1マナ残し。・・・きたぞ!6回戦にしてついに《漁る軟泥》によって《屈葬》が阻止されたぞ!やっと今日これを持ってきた意味が出たぞ!、さてこれは《突然の衰微》か《影生まれの悪魔》素引きしかないな。
まぁそんなことはない。相手《ウルフィーの銀心》で結婚させて《漁る軟泥》が9/7トランプル。返し何も引けなかったので負け。
先に《修復の天使》出してたら《ウルフィーの銀心》出した時フルタップなのでワンチャンあったかな、でもそれ《生命散らし》じゃ解決しないから同じだな。
◯××
7回戦 アリストクラッツ
1:後手。《旅人》《旅人》《反抗者》《ファルケンラス》。
私ですか、《忌まわしい回収》2回打って何か落とすしかなかったので。
2:相手ワンマリで土地2で止まった。《復活の声》に《火柱》、《復活の声》に《火柱》と2連続で打ってきたのは強い。
《根囲い》がスカったが墓地に《大軍のワーム》とかが落ちた。相手はまだ土地2の《旅人》2人で止まってるし手札の《屈葬》を打てば勝てそうだが・・・こちらも4で止まった。
割と殴られてライフ12でようやく引いた、ギルドランドアンタップインで10で《大軍のワーム》釣り。相手に《カルテル》が追加されてるがまだ問題ない。
この返しに相手も3枚目を引き当てた。出てきた《反抗者》は《影生まれの悪魔》で処分、また《反抗者》2号が出たけど《影生まれの悪魔》が自殺して《屈葬》して処分。
あとは空から殴ってればいいだろう。相手から何か出たら《屈葬》でまた処理するが、それまでは《癒し手》や《復活の声》と引いたものを生贄にしてていい。直に6体になってそのまま悪魔無双で勝ち。
3:相手ワンマリ。相手の《血の芸術家》を《突然の衰微》、《未練ある魂》の攻撃は止められないが《血の芸術家》2号は《影生まれの悪魔》で処理。
土地3で止まってるみたいだが《悲劇的な過ち》を打たれてまた空の4体は放置状態に。
《癒し手》《修復の天使》とライフはそこそこ耐えれてるが《血の芸術家》3号って何体おんねん。
7マナあるし墓地に《静穏の天使》もいるので割と受けは広いのだが・・・相手が《カルテル》とか《ファルケンラス》出したらその時点で負けなので早く引いて欲しい。
《悲劇的な過ち》も困るし、何かでどかして先に殴り切る方がよさそうなので《修復の天使》はブロックに回さず殴る、トークン達とダメージレース。
《反抗者》が先制つけられないうちにと《癒し手》も殴ったがブロックから本体にリフレクションしてくる。《癒し手》2号でライフ8とギリギリな綱渡り。
相手が長考してるのでこのターンじゃ決められないのかなと思ったが 《反逆の印》で《修復の天使》とられてジャスト8点で負け。4マナ立ってたから《修復の天使》2号を悩んでたのね。
残念ながら次のドローが《屈葬》だった。ひよってたら《静穏の天使》釣ってフルパンで勝ちだったかな。
×◯×
8回戦 セレズニア大天使
1:先手。相手ワンマリ。《東屋》スタートして相手1Tの《エルフの神秘家》を《突然の衰微》。またエルフデッキかね。
《巡礼者》はでたが土地が止まったようだ。《復活の声》出して《東屋》も攻撃に参加させる。
相手も《復活の声》、《放逐する僧侶》で追放してフルパン続行。2点4点とクロックが増えていく。
1ターン置いて相手3枚目の土地、《情け知らずのガラク》で《放逐する僧侶》へ3点飛ばしてきたがおおっと《修復の天使》で除去を避けつつ《復活の声》を追放し直しできる入れ替えが最後に生きたぞ!
それじゃ《ガラク》即死させてフルパン再開。勝ち。
2:ワンマリして土地1《東屋》。相手の《神秘家》を《突然の衰微》して追加の《巡礼者》は無理。うん、こっち土地2で止まった。
1戦目でも見たけど《織天使の聖域》とか珍しいものが出て、《テューンの大天使》が出て即誘発。
超マナクリからの天使デッキだったんですね。まぁ自分土地2《東屋》のままなんでおとなしく畳みますね。
3:相手ダブマリ。1T《巡礼者》はもちろん《突然の衰微》。《生命散らし》で「《忘却の輪》《垂直落下》《テューンの大天使》土地」から《テューンの大天使》抜き。
返しに出てくる《漁る軟泥》。見てねえよ、土地3で止まるから見てたらそっち抜くよ・・・とは思いつつも威嚇で3点パンチ。
相手の《漁る軟泥》が《巡礼者》追放して3/3で殴ってきた。ダメージレースだと。こっちには《復活の声》もいる分3対5でそっち不利じゃないのか。
《忘却の輪》見てるので《放逐する僧侶》手札に残してるんだけど使ってこないな、と思ったら《漁る軟泥》2号出てきた。ちょうど《突然の衰微》引いたので《放逐する僧侶》でどかしてフルパン続行。
さすがに《忘却の輪》が来たので《突然の衰微》で元に戻す。このフルパンで相手ライフ1。まぁ十分詰んでますよね。
《漁る軟泥》2体出されても、墓地に生物落ちなくて釣り竿もなければ関係ないね。このデッキいろいろ否定してるけど。
◯×◯
4-4
ジャンドはどこへいったのだ。みんな勝ち組にいたから俺と当たることはないってか、そういうことなのか。
さて8回戦やって《漁る軟泥》いたのは3戦(最初のグルールアグロにはいたかもしれないけど)
《漁る軟泥》出されて、1つは倒してから釣って勝ち。1つはきっちり阻害されて負け。1つは墓地に何も落ちない試合で勝ち。
《漁る軟泥》は置いといて、そんなことよりアリストクラッツ対策しよう。
《死の支配の呪い》とか入れる余裕あるんかな、できる限りクリーチャーで対処したいし《霊誉の僧兵》とか・・・あぁ元の《未練ある魂》入りにするって方法もあったか。
で、まぁマジで今日は《漁る軟泥》と遭遇できなかったのでこの後ドムリナヤとしばらくフリープレイ。
そこでようやく「《漁る軟泥》のせいで《屈葬》できない、《忌まわしい回収》打ちにくい」な状況を確認。でも《突然の衰微》や《影生まれの悪魔》でどかせるし、そもそも墓地なくても手札からプレイだけでも強いデッキなんで普通に戦えた。
さすがに前環境よりは勝率は下がったんだろうとは思う。でも使うのを諦めるほどの絶望感はなさそうだね。
最後に、結局ジャンドとは全くわからないままなんだが、そこは家で1人対決でもして確認することにしよう。
強いとか安牌とか噂されるジャンドも使いたいのだがその前に試したいものがある。
それがこちら
4 《東屋のエルフ》ドランリアニ。ジャンクリアニと言った方がいいんだったか?
4 《復活の声》
2 《生命散らしのゾンビ》
1 《放逐する僧侶》
4 《修復の天使》
4 《スラーグ牙》
2 《影生まれの悪魔》
1 《大軍のワーム》
3 《静穏の天使》
2 《突然の衰微》
3 《根囲い》
4 《忌まわしい回収》
4 《屈葬の儀式》
12 ギルドランド
8 M10ランド
1 《魂の洞窟》
1 《ガヴォニーの居住区》
1 《大天使の霊堂》
4 《ケンタウルスの癒し手》
3 《罪の収集者》
2 《天啓の光》
2 《安らかなる眠り》
2 《突然の衰微》
2 《鷺群れのシガルダ》
《漁る軟泥》の参入によりリアニへの風当たりは強いと言われているが、このデッキはそれでも普通に戦えるデッキであるということを示すために早いうちに使ってみたかった。
《漁る軟泥》は割と起動してる暇がないことが多く、リアニ側もそもそも墓地に依存しない戦いができるデッキだからで十分にいけるはずなのだ。
もっとはっちゃけるべきだろう!とメイン65枚サイド11枚だった時代が10分ほどあったらしいが気のせい。結局サイドボード15枚に普通のデッキになった。
試験的に新しいカードを使っていきたかったが枚数はあまりとれなかった。《影生まれの悪魔》は単純にメインから入れられる除去兼フィニッシャーという大きな収穫、これの生贄要因となるので《復活の声》を4積みする。アグロへの壁、対コントロールの鍵にもなる。
もちろん墓地に6体以上いる状況にもできるデッキだが、別にこいつは次ターンに死んでもらっても構わない。むしろ勝手に死んでくれるので《屈葬》を除去として使える。
とはいえあまり積みすぎるのは危険・・・3枚目を入れるべきかどうか悩ましいところ、「試験的に」という面から3にしようかとも思ったが、その1枠は《大軍のワーム》の方に使った。
《生命散らしのゾンビ》はまさに実践テスト。前まで《罪の収集者》がメインに入っていたがそれをそのまま《生命散らし》に変えたものと思っていい。これと《収集者》を1づつ・・・というのは今回は見送り。
《放逐する僧侶》は《悪鬼の狩人》に代わるほぼ同型カード。タフネスが2になったのがどう影響するのかは気になるが、どのみち一時しのぎなので多分問題ない。
重要なのは《修復の天使》との絡みで、《悪鬼の狩人》だと能力誘発に対応して《修復の天使》で明滅させると永久に追放できた。《放逐する僧侶》ではこれができないが、《悪鬼の狩人》とは違い「《修復の天使》で明滅した後さっきまで追放してた同じ対象を追放できる」。
除去を避けるために明滅して、それによって一番追放しておきたい奴が戦場に戻ってきてしまうのでは意味がない。永久追放の代わりに得たメリットである。
新カードに関してはこんなところかな。サイドボードは割愛。
それではレポートの方に移ろう。
参加者138人の8回戦、昨日の新宿とほぼ同じだな。
1回戦 グルールアグロ
1:後手ワンマリ。《東屋》《忌まわしい回収》から繋いで行く手札。 相手は《流城の貴族》スタート。とりあえず負けだな。
《東屋》を出して相手の《炎樹族》から《火柱》、《復活の声》出して《向こう見ずな技術》で回避、フルパンして《ゴーア族》湧血。テンプレ通り。
2:土地多いな、《忌まわしい回収》できちんと対抗カードをめくれるかどうか。若干微妙だがキープ。
相手は《ラクドスの哄笑者》、《炎樹族》で何もせずのスタート、片方は《突然の衰微》する。
《忌まわしい回収》の結果もかなり弱い、《復活の声》は当然《火柱》される。《地獄乗り》が出たが最初から3ターン土地しか引いてないためそれ以上の抵抗もなく負け。
××
2回戦 バントオーラ
1:先手。相手ワンマリ。1T《東屋》2T《復活の声》、相手も2T《復活の声》を出して相打ち。
こちらの3Tは《復活の声》&《復活の声》でエレメンタルは4/4になった。《トラフト》はブロックしてこないだろうしする気もない、3体殴って8点。
《トラフト》に《ひるまぬ勇気》がついてフルパンしてきた、勝った。《修復の天使》で《復活の声》を明滅、エレメンタルトークンに変身してもらって5/5が2体になる。フルパンで16点。
2:お互いワンマリ。相手は2T《巡礼者》、こちらは《東屋》から2T《生命散らし》!さらば《トラフト》!・・・「《高まる残虐性》《高まる残虐性》《絡み根》《鬼斬の聖騎士》」・・・へぇそういうバントオーラもあるの。《鬼斬の聖騎士》抜き
相手緑マナが1つしかないので《絡み根》が出ない。土地も引かず動きもないのだが何引いてるんだろうか。とりあえず《生命散らし》が殴り続けて6Tには普通に《静穏の天使》も出てGG
◯◯
3回戦 緑単t赤人間
1:先手。相手は2T《炎樹族》から《小村の隊長》。人間デッキ? 3T《生命散らし》でみたら「《狼に噛まれた囚人》《ウルヴェンワルドの足跡追い》《小村の隊長》《巨大化》」、見慣れないカード多いな、まぁ《隊長》抜き。
この後《修復の天使》でブロックしたいので《巨大化》をとっとと使わせるため《生命散らし》で3/3の《炎樹族》ブロック。1マナ2体が全展開されるのは構わない。
ただ変身されるのも困るので《復活の声》、格闘してもブロックにいけるのがいい。加えて《忌まわしい回収》も打てる。 ・・・・《静穏の天使》と《屈葬》落ちたので考えることなくなった。
《屈葬》FBで相手軍壊滅、色的にもメインで落とす手段ないだろ。一応《影生まれの悪魔》で残党潰しはしておくけど。
2:手札遅すぎるのでワンマリ。相手《狼に噛まれた囚人》《アヴァヴルックの町長》、こちら《東屋》出して《町長》に《突然の衰微》。
《癒し手》で3点ゲインしつつ変身もきっちり阻止してる。《囚人》ブロックしたら《ゴーア族》湧血してくれたのもOK。
ここで今大会初めての《漁る軟泥》登場。手札の《屈葬》が腐る! ・・・ということもなく《突然の衰微》で消してから《忌まわしい回収》、土地加えて墓地に《影生まれの悪魔》落ちた。
《影生まれの悪魔》を《屈葬》して攻撃は止まった。後は《東屋》生贄、《復活の声》出してそれを生贄、FBで《癒し手》吊ってそれを生贄、土地7になったので手札の《静穏の天使》。
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4回戦 アリストクラッツ
1:後手ワンマリ。相手《未練ある魂》、《ファルケンラス》、《未練ある魂》&FB。
私ですか。《根囲い》と《復活の声》唱えてました。
2:相手は《カルテル》《未練ある魂》、《癒し手》突撃させてトークンを減らす方向で。《スラーグ牙》も出してとりあえずライフはOK。
《反抗者》は厄介だが先制できないなら無視して2体とも凸る、相打てればラッキー。通れば《癒し手》で。
相手《ファルケンラス》によりダメージレースが始まる。数を減らさないと《カルテル》も邪魔、ライフの余裕があるうちにガンガン攻める、リフレクション上等。
《血の芸術家》が出たのでさすがに厳しくなるが、一緒に《ソリン》も出てフルタップなので返しは殴る。その後は手札の《静穏の天使》2枚を出せれば十分に捲れる。土地が6なので土地を引きたい。
しかし次ターンは引けず《東屋》、ついでに《復活の声》も出す。まだ生きてるがそろそろライフは危険域。《オリヴィア》登場で《東屋》を即落としされたので次がラストチャンス。
・・・土地引けず、しかし《忌まわしい回収》なら何か落ちれば《屈葬》FBできる・・・《影生まれの悪魔》落ち!手札には土地を加え、《屈葬》で吊って《オリヴィア》を始末。
さて残り14のライフがこのターン残るかどうかだが・・・《戦慄掘り》で《悪魔》落とされブロッカーは《スラーグ牙》のみに、プロ(緑)の《カルテル》と《貴種》、《反抗者》のアタック・・・ブロックすると死ぬので9点スルーで残ライフ4、何か1体追加されたら全生贄でジャストなので負け。
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5回戦 バベル(Hanoi氏)
1:後手。だるいです。メインは特に相手に触れないし《生命散らし》もスカるし、ドローサーチされ放題なんで、《既知の戦い》負け。
デッキ225枚とかギリギリらしいので《不死の霊薬》で墓地戻してた。これは《安らかなる眠り》が・・・ないな。
2:《東屋》から《復活の声》《収集者》と連打、1番近そうなドローソースの《都の進化》抜いて5ターン目は《シガルダ》。
《ボーラスの占い師》が壁になって一見削りきれなそうだが《静穏の天使》でどいてください。
3:ワンマリして《復活の声》《収集者》の連打。《収集者》は1番近そうなドローソースの《材料集め》抜き。
《国境地帯のレインジャー》を《突然の衰微》でどかして《復活の声》追加してフルパンフルパン。
相手ライフ2まで追い詰めたが《サイクロンの裂け目》で全部戻ってきて ここで延長ターン。 自分の攻撃は2,4ターン目の2回。マナ的に《魔性の天啓》で2枚(最低1つは《濃霧》だな)を持ってこられるのでこちらはそれを抜く何かが必要。
・・・・ナイス、全体除去もケアできる《修復の天使》はベストなツモ。相手エンド前に出して《収集者》を明滅、手札からその解決策を抜くのに成功!ギリギリ延長4ターン目で勝ち!
×◯◯
6回戦 緑単t青エルフ
1:先手。相手は《東屋》置いた後何も動かない。《忌まわしい回収》打って《生命散らし》で見たら「《ウルフィーの銀心》×3と《獣の統率者、ガラク》」それ何を思ってキープしたの。
《東屋》で一応加速して《静穏の天使》に繋ぐつもりだったが《影生まれの悪魔》引いたので殴らせる暇もなく《ウルフィーの銀心》潰せた。
《東屋》生贄でいいや、威嚇と空の8点クロックに手札の《修復の天使》合わせれば2ターンで決着だし。
2:ワンマリして黒マナなし《生命散らし》2のハンド・・・キープ。 相手が土地1《エルフの神秘家》で止まった件。
3ターン目に《東屋》引いて実質3マナになった。自分きちんと黒マナ2枚引いたので3ターン目に《生命散らし》、「《エルフの大ドルイド》《ウルフィーの銀心》《孔蹄のビヒモス》《孔蹄のビヒモス》《獣の統率者、ガラク》」 ねぇ、ほんとにそのハンドキープなの!?《大ドルイド》抜き。
そして返しに《大ドルイド》引かれる。強いね。 マナ確保された、《生命散らし》2号はあまり意味ないな、《根囲い》で《静穏の天使》か《影生まれの悪魔》墓地に送れる方がいい。
墓地には落ちなかったが代わりに《影生まれの悪魔》引けたので《大ドルイド》を始末。土地1エルフ3と《銀心》だけになった、そいつらの攻撃は受けて一撃受けても構わない。
と、このラストターン相手《狩られる者の逆襲》を奇跡。・・・強いね。1ターン遅ければそれでも足りてなかったんだけども。
3:相手1ターン目の《東屋》を《突然の衰微》、3ターン目の《大ドルイド》も《突然の衰微》。
手札は《修復の天使》と《屈葬》・・・《根囲い》で何か墓地に送って 次ターン釣り候補を作りたいところ。《生命散らし》が落ちたか、いいね。
相手《漁る軟泥》&《怨恨》で1マナ残し。・・・きたぞ!6回戦にしてついに《漁る軟泥》によって《屈葬》が阻止されたぞ!やっと今日これを持ってきた意味が出たぞ!、さてこれは《突然の衰微》か《影生まれの悪魔》素引きしかないな。
まぁそんなことはない。相手《ウルフィーの銀心》で結婚させて《漁る軟泥》が9/7トランプル。返し何も引けなかったので負け。
先に《修復の天使》出してたら《ウルフィーの銀心》出した時フルタップなのでワンチャンあったかな、でもそれ《生命散らし》じゃ解決しないから同じだな。
◯××
7回戦 アリストクラッツ
1:後手。《旅人》《旅人》《反抗者》《ファルケンラス》。
私ですか、《忌まわしい回収》2回打って何か落とすしかなかったので。
2:相手ワンマリで土地2で止まった。《復活の声》に《火柱》、《復活の声》に《火柱》と2連続で打ってきたのは強い。
《根囲い》がスカったが墓地に《大軍のワーム》とかが落ちた。相手はまだ土地2の《旅人》2人で止まってるし手札の《屈葬》を打てば勝てそうだが・・・こちらも4で止まった。
割と殴られてライフ12でようやく引いた、ギルドランドアンタップインで10で《大軍のワーム》釣り。相手に《カルテル》が追加されてるがまだ問題ない。
この返しに相手も3枚目を引き当てた。出てきた《反抗者》は《影生まれの悪魔》で処分、また《反抗者》2号が出たけど《影生まれの悪魔》が自殺して《屈葬》して処分。
あとは空から殴ってればいいだろう。相手から何か出たら《屈葬》でまた処理するが、それまでは《癒し手》や《復活の声》と引いたものを生贄にしてていい。直に6体になってそのまま悪魔無双で勝ち。
3:相手ワンマリ。相手の《血の芸術家》を《突然の衰微》、《未練ある魂》の攻撃は止められないが《血の芸術家》2号は《影生まれの悪魔》で処理。
土地3で止まってるみたいだが《悲劇的な過ち》を打たれてまた空の4体は放置状態に。
《癒し手》《修復の天使》とライフはそこそこ耐えれてるが《血の芸術家》3号って何体おんねん。
7マナあるし墓地に《静穏の天使》もいるので割と受けは広いのだが・・・相手が《カルテル》とか《ファルケンラス》出したらその時点で負けなので早く引いて欲しい。
《悲劇的な過ち》も困るし、何かでどかして先に殴り切る方がよさそうなので《修復の天使》はブロックに回さず殴る、トークン達とダメージレース。
《反抗者》が先制つけられないうちにと《癒し手》も殴ったがブロックから本体にリフレクションしてくる。《癒し手》2号でライフ8とギリギリな綱渡り。
相手が長考してるのでこのターンじゃ決められないのかなと思ったが 《反逆の印》で《修復の天使》とられてジャスト8点で負け。4マナ立ってたから《修復の天使》2号を悩んでたのね。
残念ながら次のドローが《屈葬》だった。ひよってたら《静穏の天使》釣ってフルパンで勝ちだったかな。
×◯×
8回戦 セレズニア大天使
1:先手。相手ワンマリ。《東屋》スタートして相手1Tの《エルフの神秘家》を《突然の衰微》。またエルフデッキかね。
《巡礼者》はでたが土地が止まったようだ。《復活の声》出して《東屋》も攻撃に参加させる。
相手も《復活の声》、《放逐する僧侶》で追放してフルパン続行。2点4点とクロックが増えていく。
1ターン置いて相手3枚目の土地、《情け知らずのガラク》で《放逐する僧侶》へ3点飛ばしてきたがおおっと《修復の天使》で除去を避けつつ《復活の声》を追放し直しできる入れ替えが最後に生きたぞ!
それじゃ《ガラク》即死させてフルパン再開。勝ち。
2:ワンマリして土地1《東屋》。相手の《神秘家》を《突然の衰微》して追加の《巡礼者》は無理。うん、こっち土地2で止まった。
1戦目でも見たけど《織天使の聖域》とか珍しいものが出て、《テューンの大天使》が出て即誘発。
超マナクリからの天使デッキだったんですね。まぁ自分土地2《東屋》のままなんでおとなしく畳みますね。
3:相手ダブマリ。1T《巡礼者》はもちろん《突然の衰微》。《生命散らし》で「《忘却の輪》《垂直落下》《テューンの大天使》土地」から《テューンの大天使》抜き。
返しに出てくる《漁る軟泥》。見てねえよ、土地3で止まるから見てたらそっち抜くよ・・・とは思いつつも威嚇で3点パンチ。
相手の《漁る軟泥》が《巡礼者》追放して3/3で殴ってきた。ダメージレースだと。こっちには《復活の声》もいる分3対5でそっち不利じゃないのか。
《忘却の輪》見てるので《放逐する僧侶》手札に残してるんだけど使ってこないな、と思ったら《漁る軟泥》2号出てきた。ちょうど《突然の衰微》引いたので《放逐する僧侶》でどかしてフルパン続行。
さすがに《忘却の輪》が来たので《突然の衰微》で元に戻す。このフルパンで相手ライフ1。まぁ十分詰んでますよね。
《漁る軟泥》2体出されても、墓地に生物落ちなくて釣り竿もなければ関係ないね。このデッキいろいろ否定してるけど。
◯×◯
4-4
ジャンドはどこへいったのだ。みんな勝ち組にいたから俺と当たることはないってか、そういうことなのか。
さて8回戦やって《漁る軟泥》いたのは3戦(最初のグルールアグロにはいたかもしれないけど)
《漁る軟泥》出されて、1つは倒してから釣って勝ち。1つはきっちり阻害されて負け。1つは墓地に何も落ちない試合で勝ち。
《漁る軟泥》は置いといて、そんなことよりアリストクラッツ対策しよう。
《死の支配の呪い》とか入れる余裕あるんかな、できる限りクリーチャーで対処したいし《霊誉の僧兵》とか・・・あぁ元の《未練ある魂》入りにするって方法もあったか。
で、まぁマジで今日は《漁る軟泥》と遭遇できなかったのでこの後ドムリナヤとしばらくフリープレイ。
そこでようやく「《漁る軟泥》のせいで《屈葬》できない、《忌まわしい回収》打ちにくい」な状況を確認。でも《突然の衰微》や《影生まれの悪魔》でどかせるし、そもそも墓地なくても手札からプレイだけでも強いデッキなんで普通に戦えた。
さすがに前環境よりは勝率は下がったんだろうとは思う。でも使うのを諦めるほどの絶望感はなさそうだね。
最後に、結局ジャンドとは全くわからないままなんだが、そこは家で1人対決でもして確認することにしよう。
コメント
軟泥出しても、手札から叩きつけられる気しかしなくて、イマイチ効くイメージはわきませんでした(><)
あのプロテクション男ですか、確かに強そうです。 ただマウントを取るカードはサイドでもいいので、メインに早いうちから《貴種》の攻撃を耐えるカードが欲しいですね。 メインに積むとしたら《未練ある魂》かなと思いました。
今5マナ域6のサイド2なんですけど《血男爵》まで入れていけますかね。若干強さが感じにくくなってきた《スラーグ牙》を減らしてこれ入れてみるのも検討しますか
>ロボ猫ふらみー氏
あなたでしたかw どこまでが初手でどこからがドローだったのかわかりませんが1戦目の手札はなかなかの衝撃でした(2戦目は一応土地ツモでブン見える・・・のかな)
《漁る軟泥》は、確かに「劇的に効く」というほどはないですけど、緑マナが相当数出るデッキならいて損はないと思いました。普通に2マナ4/4くらいのビート役にはなれます。
軟泥は何人にも使われたし、面倒だけど相性が劇的に変わる物でもないかな。
結局ドランリアニは最後までメタに居続けるに1票。
まぁ俺もドランリアニは間違いなく残ると思ってるよ。《せいおんのてんし》が強いと思った(小並感