今日の公式では今後のプレミアイベントにおける変更が発表されました。
プロレベルの維持が厳しい・賞金が厳しい等いろいろ言われてましたが、どうやらかなりの変更点があるようで。

http://www.wizards.com/magic/magazine/article.aspx?x=mtg/daily/feature/244pp
以下要点をまとめ

来年度は4回プロツアーがある
 前にも書きましたが「プロツアー基本セット」が加わってプロツアーが4回になります。ちなみに「来年度」とはプロツアードラゴンの迷路の翌週、5/24からです。

プロレベルはシルバー20p、ゴールド35p、プラチナ50pから
 全て5pづつ上昇。またプロレベルによる恩恵もいくつか追加されています(青字は新要素)
シルバー
全GPでの2BYE WMCQ参加権利 MOで毎シーズン10QP付与 シルバー昇格直後のPTの参加権獲得
ゴールド
全GPでの3BYE WMCQ参加権利 全PT参加権利(ただし直前まで権利を得ないためPTQに出場可能) MOで毎シーズン15QP付与 PT参加で$500
プラチナ
全GPでの3BYE WMCQ参加権利 全PT参加権利と航空券とホテル
PT参加で$3000、WMC参加で$1000 GP参加で$250 MOで毎シーズン20QP付与
全GPでスリープインスペシャルが使用可

(あれば)(殿堂入りも使用可)

プロツアー優勝は即プラチナ昇格
 もちろんプロポイントも貰えます。世界選手権に関わるものなので。

GPにおけるプロポイントは上位5回分の成績のみをカウントする
 例えばベスト64を10回やってもその年のプロポイントは5pとなります。なのでGPだけでの限界はGP5回優勝の40pとなります。
 ほとんどプレイヤーには関係ない話です。海外遠征もしてベスト16等でポイントをコツコツ貯める人にのみ影響しますね。
 これはプロレベルを決めるのに対してのもので、生涯獲得プロポイントには反映されます。

全てのGPは1日目9回戦、2日目6回戦の15回戦に固定
 初日10回戦のことを考える必要はなくなります。2日目8回戦の苦行ももうありません
 しかしこれにより現状のままではトップ8のボーダーラインがただ厳しくなるだけです。そこで以下の様な変更があります

参加者1200人以上のGPは39p以上の全員がPT権利を獲得する
 ただし航空券はなし。1200人以上ならトップ8から権利+航空券。
 これは5/11のGP北京・GPポートランドより適用

8月17日以降、GPT優勝で得られるBYE数は2BYEとする
シーズンは4つになりそれぞれの期間は短くなるがPWPによるBYEの条件は変更しない
 つまり3BYE持ちはPTQ優勝でもしない限りはほぼプロレベルゴールド以上の人しか持たないものとなるでしょう。
 GPのラウンド数は減り(元に戻るが正しい)ますが全体のBYE持ちも減らして調整されます
 ちなみに先日のGP横浜で15回戦終了時の上位は「1,2位:42p 3~11位:39p」です。13-2をボーダーとしてトップ8が決まりますね。ただし9位に終わってもPT権利が獲得できます。
 PWPは1シーズンが3ヶ月程度と短くなり1500pへの到達はより困難になるでしょう。750pも気合を入れる必要が出てきそうです。
 また、チーム戦に関してはまだ検討中とのこと。

年間のPTQの回数が増えます(PTが増えるからです)
 現在日本では年間39回のPTQが開催されることになってますが、来年は5回増えて44回になります。
 1PTにつき13回が1PTにつき11回になるので、1つのPTに対するPTQの回数は減ったとも言えますが。

2014年のプロツアー開催地
プロツアー"Born of the Gods" 2月 ヨーロッパのどこか
プロツアー"Journey into Nyx" 5月 アトランタ
プロツアー"基本セット" 8月 ポートランド
プロツアー"Huey" 10月 ホノルル
世界選手権 12月 ニース(フランス)


およそこんな感じ。

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