誘発忘れになるまでの意思表示
2013年2月5日 MTG雑記 コメント (2)昨日は新セット発売に伴うルール更新の日でしたが、その際にまた誘発型能力に関するルールの変更がありました。
http://mtg-jp.com/reading/translated/004220/
主な変更点としては
1:対戦相手の誘発忘れの指摘義務は競技レベルに関係なく必要ない。(今までは競技以上のみ)
2:「誘発を忘れた」とされるまでの明確なタイミング。
詳しくは公式記事に書いてあるとおりですが、今度のGP横浜でも起こりうるような、ギルド門侵犯リミテッドでの局面を例に。
《火拳の打撃者》の大隊は誘発時に対象をとっているのでその時点で誘発を宣言する必要がある。 そのままブロッククリーチャーの指定に入ったなら誘発は忘れたものとなる。
プレイヤーBは《果敢なスカイジェク》を《殺戮角》でブロックしようとしました が、それは大隊で飛行を持っているのでブロックできないことをプレイヤーAは宣言し、指定のし直しをさせる必要がある。 そのままダメージを割り振ったなら誘発は忘れたものとなる。
最終的に攻撃は《戦心の歩兵》だけが通り他2体はブロックされた。それは大隊で4/3になっているのでダメージが4点入ることを宣言する必要がある。 そのまま2点を与えたなら誘発は忘れたものとなる。(注:ライフの総量が変化するのでどのみちお互い確認は必要。)
誘発時に対象を取っていたり、誘発時にトークンを出す・+1/+1カウンターを置くのような物はわかりやすいですね。といいますか今まで通りです。
今までと違うのは下の2つ、対象を取らず視覚的な影響のないものです。これらはそれが最初に効果・影響を及ぼす時に宣言されればオーケーです。 GP名古屋の前に書いた「《荘厳な大天使》の賛美、《思考を築く者、ジェイス》の-1能力や《紅蓮心の狼》の攻撃」等、あれらは誘発した時点で宣言をしていなくても問題ないのです。あの時の「言ったもん勝ち」的なことはなくなりました。
もちろん賛美されているクリーチャーのパワーを聞かれて、賛美されていない状態のパワーを答えればそれは誘発を忘れたものとして(でないなら虚偽の申告ですね)扱われます。
まぁ、今回の変更は特に意識せずとも、普通にプレイしていれば特に問題は起こらないでしょう。
http://mtg-jp.com/reading/translated/004220/
主な変更点としては
1:対戦相手の誘発忘れの指摘義務は競技レベルに関係なく必要ない。(今までは競技以上のみ)
2:「誘発を忘れた」とされるまでの明確なタイミング。
詳しくは公式記事に書いてあるとおりですが、今度のGP横浜でも起こりうるような、ギルド門侵犯リミテッドでの局面を例に。
プレイヤーAは《火拳の打撃者》と《果敢なスカイジェク》と《戦心の歩兵》で攻撃した。3体で攻撃したのでそれぞれの大隊能力が誘発した。
《火拳の打撃者》の大隊は誘発時に対象をとっているのでその時点で誘発を宣言する必要がある。 そのままブロッククリーチャーの指定に入ったなら誘発は忘れたものとなる。
プレイヤーBは《果敢なスカイジェク》を《殺戮角》でブロックしようとしました が、それは大隊で飛行を持っているのでブロックできないことをプレイヤーAは宣言し、指定のし直しをさせる必要がある。 そのままダメージを割り振ったなら誘発は忘れたものとなる。
最終的に攻撃は《戦心の歩兵》だけが通り他2体はブロックされた。それは大隊で4/3になっているのでダメージが4点入ることを宣言する必要がある。 そのまま2点を与えたなら誘発は忘れたものとなる。(注:ライフの総量が変化するのでどのみちお互い確認は必要。)
誘発時に対象を取っていたり、誘発時にトークンを出す・+1/+1カウンターを置くのような物はわかりやすいですね。といいますか今まで通りです。
今までと違うのは下の2つ、対象を取らず視覚的な影響のないものです。これらはそれが最初に効果・影響を及ぼす時に宣言されればオーケーです。 GP名古屋の前に書いた「《荘厳な大天使》の賛美、《思考を築く者、ジェイス》の-1能力や《紅蓮心の狼》の攻撃」等、あれらは誘発した時点で宣言をしていなくても問題ないのです。あの時の「言ったもん勝ち」的なことはなくなりました。
もちろん賛美されているクリーチャーのパワーを聞かれて、賛美されていない状態のパワーを答えればそれは誘発を忘れたものとして(でないなら虚偽の申告ですね)扱われます。
まぁ、今回の変更は特に意識せずとも、普通にプレイしていれば特に問題は起こらないでしょう。
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