GPマニラ 本戦前の記録
2012年6月16日 構築全般今日は、日本ではワールドマジックカップ予選、フィリピンではグランプリマニラが開催される。
フォーマットは共にスタンダード。《秘密を掘り下げる者》が、《修復の天使》が、《高原の狩りの達人》が、《ウルフィーの銀心》が、デルバーとステロイドに支配されるこの環境にどう立ち向かえばいいだろうか。
自分の解答はこれだ。
とりあえず言っておきたいことがある。
環境にこれだけデルバーがいるのにサイドボードに《魂の洞窟》を積んでるケッシグは何なのか。むしろデルバーが同型用に入れるようなこの環境でなぜサイドボードなのか、全くわけがわからない。
無色地形の増加による色事故回避というならまだ納得する。しかし多くのデッキはその代わりに《微光地》を4枚入れている！むしろ色事故の可能性は高まっているじゃないか。
いや、アメリカ予選でも《ケッシグ》が1人勝ったようだし《微光地》が積まれていた。が、しかしだ。これには《微光地》と《魂の洞窟》を両方4にした上で《墨蛾》も入れる恐ろしい構成。
・・・いやあ・・・さすがに無色土地11はいくらなんでも・・・緑マナも12しかなく、もうあれは2ターン目の《ランパン》を諦めたんじゃないかと思えるほど。サイドボードの追加土地もやはり無色でそんな装備で大丈夫か？と聞きたい
そもそも自分は《微光地》が強いと全く思っていない。4枚積んだところで素で引くのは1，2枚。これ以上の効果を期待するにはまず間違いなく《緑タイタン》が必要だろう。しかし最大効率で持ってきてようやく4+8の12点が最大値、《緑タイタン》の能力が2回も誘発しているというのに。《ケッシグ》も《墨蛾》も無視してそんなことをしている余裕があるのかと。
それなら素で1枚引けば十分な効果を発揮する《魂の洞窟》で《狩りの達人》や《タイタン》を通し、デルバーへの勝率を高めた方がいいんじゃないのかと思うんだ。
《魂の洞窟》を4にしたことで《秋の帳》の枚数は減らした。結局全体除去は消される可能性があるし《蒸気の絡みつき》をかわすのは大きな効果があるので0にはしない。何より自分は青いデッキが嫌いだし。
それと割とスタンダードになってると思うが結構前から《緑の太陽の頂点》はいれていない。単純にケッシグにおける《緑頂点》が弱い。
同時に1枚刺しの《極楽鳥》《酸のスライム》はいなくなりサイドに《墓堀りの檻》を積みやすくなった。まぁこの辺は問題ないだろう。
このデッキでいじれるだろう点は3つ、《スラーン》・《内にいる獣》・《かがり火》だ。
《内にいる獣》は《緑黒剣》や《タミヨウ》、《銀心》あたりのために入れているが必須でもない。単に無難に多くの場所に手が届くのが強みではある。
《スラーン》は何を相手にしてもそれなりに仕事をしてくれる。特にデルバーに対して、素で《魂の洞窟》を引けなくても打ち消されない生物が多くなるのがいい。 メインには《幻影の像》がいないデッキも多いのでそれに対してはこれだけで勝てる可能性すらある。
《かがり火》は好みの問題でもあるがまぁ1枚は欲しいかと思う。ケッシグは大量に土地を並べられるのが強さの一つなのだからそれを有効に使えるカード、以前なら《小悪魔の遊び》的なカードがあっていいだろう。 どんなに絶望的でも奇跡を起こせば勝てるという可能性を残してくれる。
このデッキには《感電破》・《火柱》・《四肢切断》あたり、1マナで打てる除がない。手を加えるならこれを2枚ほど入れたいところかとは思う。
なお今更だが土地25、デッキ61なので一般的には入れるどころか削ることを強いられているかもしれない。あくまで自分にはこれがベストという話である。
メタに関しての方針は「デルバーとステロイドを考えて他はついで」。
白黒トークン・殻・同型は普通。奇跡コンやソーラーフレアはあまりやりたくない程度。ゾンビは見ない知らない当たらない。
こんなところだろうか。たぶんもう書くこともないな。
もうすぐグランプリマニラが始まる。
ちなみに今回遠征している日本人はナベさん、なかしゅーさんを始めとする7人。 果たして運命の女神は誰かに微笑むのか。
それではまた今日の終わりにはあがるだろうレポートでまた。
フォーマットは共にスタンダード。《秘密を掘り下げる者》が、《修復の天使》が、《高原の狩りの達人》が、《ウルフィーの銀心》が、デルバーとステロイドに支配されるこの環境にどう立ち向かえばいいだろうか。
自分の解答はこれだ。
4 真面目な身代わりケッシグである。ステロイドとデルバーが環境を支配するなら両方と戦えるデッキは何か、どう考えても自分の中でケッシグ最強が覆ることはなかった。
4 高原の狩りの達人
2 最後のトロール、スラーン
4 原始のタイタン
3 業火のタイタン
生物17
4 鞭打ち炎
4 不屈の自然
4 太陽の宝球
3 金屑の嵐
2 内にいる獣
2 忌むべき者のかがり火
呪文19
4 銅線の地溝
4 根縛りの岩山
4 魂の洞窟
2 墨蛾の生息地
2 ケッシグの狼の地
7 森
2 山
土地25
2 焼却
2 秋の帳
2 濃霧
2 殴打頭蓋
2 墓堀りの檻
2 帰化
2 解放された者、カーン
1 墨蛾の生息地
とりあえず言っておきたいことがある。
環境にこれだけデルバーがいるのにサイドボードに《魂の洞窟》を積んでるケッシグは何なのか。むしろデルバーが同型用に入れるようなこの環境でなぜサイドボードなのか、全くわけがわからない。
無色地形の増加による色事故回避というならまだ納得する。しかし多くのデッキはその代わりに《微光地》を4枚入れている！むしろ色事故の可能性は高まっているじゃないか。
いや、アメリカ予選でも《ケッシグ》が1人勝ったようだし《微光地》が積まれていた。が、しかしだ。これには《微光地》と《魂の洞窟》を両方4にした上で《墨蛾》も入れる恐ろしい構成。
・・・いやあ・・・さすがに無色土地11はいくらなんでも・・・緑マナも12しかなく、もうあれは2ターン目の《ランパン》を諦めたんじゃないかと思えるほど。サイドボードの追加土地もやはり無色でそんな装備で大丈夫か？と聞きたい
そもそも自分は《微光地》が強いと全く思っていない。4枚積んだところで素で引くのは1，2枚。これ以上の効果を期待するにはまず間違いなく《緑タイタン》が必要だろう。しかし最大効率で持ってきてようやく4+8の12点が最大値、《緑タイタン》の能力が2回も誘発しているというのに。《ケッシグ》も《墨蛾》も無視してそんなことをしている余裕があるのかと。
それなら素で1枚引けば十分な効果を発揮する《魂の洞窟》で《狩りの達人》や《タイタン》を通し、デルバーへの勝率を高めた方がいいんじゃないのかと思うんだ。
《魂の洞窟》を4にしたことで《秋の帳》の枚数は減らした。結局全体除去は消される可能性があるし《蒸気の絡みつき》をかわすのは大きな効果があるので0にはしない。何より自分は青いデッキが嫌いだし。
それと割とスタンダードになってると思うが結構前から《緑の太陽の頂点》はいれていない。単純にケッシグにおける《緑頂点》が弱い。
同時に1枚刺しの《極楽鳥》《酸のスライム》はいなくなりサイドに《墓堀りの檻》を積みやすくなった。まぁこの辺は問題ないだろう。
このデッキでいじれるだろう点は3つ、《スラーン》・《内にいる獣》・《かがり火》だ。
《内にいる獣》は《緑黒剣》や《タミヨウ》、《銀心》あたりのために入れているが必須でもない。単に無難に多くの場所に手が届くのが強みではある。
《スラーン》は何を相手にしてもそれなりに仕事をしてくれる。特にデルバーに対して、素で《魂の洞窟》を引けなくても打ち消されない生物が多くなるのがいい。 メインには《幻影の像》がいないデッキも多いのでそれに対してはこれだけで勝てる可能性すらある。
《かがり火》は好みの問題でもあるがまぁ1枚は欲しいかと思う。ケッシグは大量に土地を並べられるのが強さの一つなのだからそれを有効に使えるカード、以前なら《小悪魔の遊び》的なカードがあっていいだろう。 どんなに絶望的でも奇跡を起こせば勝てるという可能性を残してくれる。
このデッキには《感電破》・《火柱》・《四肢切断》あたり、1マナで打てる除がない。手を加えるならこれを2枚ほど入れたいところかとは思う。
なお今更だが土地25、デッキ61なので一般的には入れるどころか削ることを強いられているかもしれない。あくまで自分にはこれがベストという話である。
メタに関しての方針は「デルバーとステロイドを考えて他はついで」。
白黒トークン・殻・同型は普通。奇跡コンやソーラーフレアはあまりやりたくない程度。ゾンビは見ない知らない当たらない。
こんなところだろうか。たぶんもう書くこともないな。
もうすぐグランプリマニラが始まる。
ちなみに今回遠征している日本人はナベさん、なかしゅーさんを始めとする7人。 果たして運命の女神は誰かに微笑むのか。
それではまた今日の終わりにはあがるだろうレポートでまた。
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