PWPシステムについての話
2011年12月14日 MTG雑記 コメント (3)PWPシステムが動いて3ヶ月、その最初のシーズンである今シーズンも残り2週間と
なりました。
このシステムは発表当初からいろいろ言われており、この開始からしばらくたった今は新しく問題が浮き彫りになっています。とはいえこのシステム自体が全くダメというわけではないのです。 批判される点ばかりじゃなくメリットも確かに生み出しはしたのです。
かつてのレーティングシステムも指標としては良かったですが、しかしGPTやPTQを始めとした多くの大会に毎回出に行く自分のような人間にとってはそれで高レートを維持するのは至難の業。1BYEはともかくそれ以上は超えた瞬間に大会の出場を長期間控えるようなことをしなければなりませんでしたからね。
が、残念ながら現状のシステムのままではそのメリットを大幅に上回る問題点があるでしょう。
端的に書くと
「プロツアーでマジックしたいからマジックしない」のがレーティング
「プロツアーでマジックしたいからマジックし続けなきゃならない」のがPWP
どっちもどっちですが、まぁ一応自分は大会ガンガン出る人間なので後者のほうがマシですかね。
まぁそんなPWPの現状、問題点、及び解決策の提案等の考察記事をドラゴンマスター、ブライアン・キブラーが書いたそうです。
re-giant氏によって翻訳されたブライアン・キブラーのPWPシステムの考察記事
http://regiant.diarynote.jp/201112132332409749/
内容に関してはまったくもって同感な部分がほとんどでした。
特にここ
FNMの後居酒屋で飲んで、直で川崎のGPT行ったこともありましたね。FNMの後夜行バスでPTQ仙台行ったこともありましたね。 毎回プレリの後そのままネカフェ泊でプレリ行く自分には割とあること程度にしか考えませんでしたが。
何度かプレミアイベントのレポート内でPWPについて書いたり、そもそも無駄な遠征の多さで明らかですが、自分は今シーズン、このシステムにかなり力を入れているプレイヤーです。国内のPTQは出れる限り全て出たしこの後残る3回も全て出るでしょう。そしてどんなにゴミなプールでも絶対ドロップしないと断言できます。
まぁそれでもPT招待のボーダーに届かない可能性が結構出てきてるんですが。シーズンの初期と違い、多くのプレイヤーが、特に上位のプレイヤーがPWPを気にしてどんどんボーダーポイントが高くなっているのが原因です。追いぬききれません。
PWPの恩恵を受けれなかったり、他にもシステムに不満があるプレイヤーが多いことはわかってます。でもこのシステムに欠陥があると感じてるのはむしろ上位にいるプレイヤーです。
(あぁ、世界選手権にでてねーのに素で3000p超えてる奴がいるんだけどアレ何? って日本上位勢全員があり得ないって言ったが、こういうことだったのね・・・。)
恩恵を受けられないという不満を持つプレイヤーならこんなことをすることはないでしょう。 上位にいるが故に通常の範囲を超えてまでマジックをしているのがどれほどおかしいことか。 もちろんやめることはできます。でもやめたらここまでやってきたことは全て無かったことになります。 残念ながら自分や彼らにはその代償がすでに大きすぎて引き返せません。 自分は100位以内に入ることはもうできないかもしれませんが、それでも300位以内を維持するためにやはり残りの大会には出続けます。
個人的な話ですが、地味にこのシステムになって面白い変化はありました。
日本のランキング上位にいるプレイヤーとものすごく会話しやすくなりました。 というより、このシステムやランキングの話をするとほとんど意見が不一致するなんてことがない だいたい誰と話しても、それが肯定意見か否定意見かでも、今後のスケジュールに関しても、ほぼ同じ答えが帰ってきます。
特に白い生き物氏にいたっては「なぜこいつとこんなに仲良くなってしまったのか」と思ってしまうほどの状態。 この、今まで話すことが全くなかった人たちとの交流という点では感謝しておきます。
無駄に長くなってしまったけど最後に1つ。
このシステムはまだ稼動してまだ4ヶ月もたってません。新しい事柄が最初からそんなにうまくいくことなんて稀です。これから1年か、2年か、それ以上かの時間をかけてよりよいシステムへと調整されていくでしょう。 変更に失敗や批判はつきものです。今後の改善、発展に期待しましょう。
なりました。
このシステムは発表当初からいろいろ言われており、この開始からしばらくたった今は新しく問題が浮き彫りになっています。とはいえこのシステム自体が全くダメというわけではないのです。 批判される点ばかりじゃなくメリットも確かに生み出しはしたのです。
かつてのレーティングシステムも指標としては良かったですが、しかしGPTやPTQを始めとした多くの大会に毎回出に行く自分のような人間にとってはそれで高レートを維持するのは至難の業。1BYEはともかくそれ以上は超えた瞬間に大会の出場を長期間控えるようなことをしなければなりませんでしたからね。
が、残念ながら現状のシステムのままではそのメリットを大幅に上回る問題点があるでしょう。
端的に書くと
「プロツアーでマジックしたいからマジックしない」のがレーティング
「プロツアーでマジックしたいからマジックし続けなきゃならない」のがPWP
どっちもどっちですが、まぁ一応自分は大会ガンガン出る人間なので後者のほうがマシですかね。
まぁそんなPWPの現状、問題点、及び解決策の提案等の考察記事をドラゴンマスター、ブライアン・キブラーが書いたそうです。
re-giant氏によって翻訳されたブライアン・キブラーのPWPシステムの考察記事
http://regiant.diarynote.jp/201112132332409749/
内容に関してはまったくもって同感な部分がほとんどでした。
特にここ
彼に言わせると、この制度がなければFNMとその次の日のプロツアー予選の両方に参加するために地下鉄の駅で夜を明かすような真似をすることはなかったとのことだ。
FNMの後居酒屋で飲んで、直で川崎のGPT行ったこともありましたね。FNMの後夜行バスでPTQ仙台行ったこともありましたね。 毎回プレリの後そのままネカフェ泊でプレリ行く自分には割とあること程度にしか考えませんでしたが。
何度かプレミアイベントのレポート内でPWPについて書いたり、そもそも無駄な遠征の多さで明らかですが、自分は今シーズン、このシステムにかなり力を入れているプレイヤーです。国内のPTQは出れる限り全て出たしこの後残る3回も全て出るでしょう。そしてどんなにゴミなプールでも絶対ドロップしないと断言できます。
まぁそれでもPT招待のボーダーに届かない可能性が結構出てきてるんですが。シーズンの初期と違い、多くのプレイヤーが、特に上位のプレイヤーがPWPを気にしてどんどんボーダーポイントが高くなっているのが原因です。追いぬききれません。
PWPの恩恵を受けれなかったり、他にもシステムに不満があるプレイヤーが多いことはわかってます。でもこのシステムに欠陥があると感じてるのはむしろ上位にいるプレイヤーです。
次の順位のプレイヤー(実質的な「目に見える競争相手」)に対してすでに数百点のポイント差をつけているAlex Bertonciniは、それでも世界選手権へ出向いていくつものサイドイベントに参加してきた。抜かれることの恐怖からだ。
同様に100位以内にいるZaiem Begは、38度を超える熱であったにも関わらずFNMへ参戦した。自身の健康よりもポイントを抜かれる恐怖が上回ったからだ。
(あぁ、世界選手権にでてねーのに素で3000p超えてる奴がいるんだけどアレ何? って日本上位勢全員があり得ないって言ったが、こういうことだったのね・・・。)
恩恵を受けられないという不満を持つプレイヤーならこんなことをすることはないでしょう。 上位にいるが故に通常の範囲を超えてまでマジックをしているのがどれほどおかしいことか。 もちろんやめることはできます。でもやめたらここまでやってきたことは全て無かったことになります。 残念ながら自分や彼らにはその代償がすでに大きすぎて引き返せません。 自分は100位以内に入ることはもうできないかもしれませんが、それでも300位以内を維持するためにやはり残りの大会には出続けます。
個人的な話ですが、地味にこのシステムになって面白い変化はありました。
日本のランキング上位にいるプレイヤーとものすごく会話しやすくなりました。 というより、このシステムやランキングの話をするとほとんど意見が不一致するなんてことがない だいたい誰と話しても、それが肯定意見か否定意見かでも、今後のスケジュールに関しても、ほぼ同じ答えが帰ってきます。
特に白い生き物氏にいたっては「なぜこいつとこんなに仲良くなってしまったのか」と思ってしまうほどの状態。 この、今まで話すことが全くなかった人たちとの交流という点では感謝しておきます。
無駄に長くなってしまったけど最後に1つ。
このシステムはまだ稼動してまだ4ヶ月もたってません。新しい事柄が最初からそんなにうまくいくことなんて稀です。これから1年か、2年か、それ以上かの時間をかけてよりよいシステムへと調整されていくでしょう。 変更に失敗や批判はつきものです。今後の改善、発展に期待しましょう。
コメント
自分としてはPWPのお陰で大会に参加しやすくなったし、負けても失うものがないので長時間楽しめるようになりました。
FNMが美味しすぎるのが大きな問題だと思いますが、まだ1シーズン目なので改善してしてくれるといいですね。
勝手ながらリンクさせて頂きました。よろしくお願いします。
まぁ実際自分も、何がしかの目的を持ったまま大会を最後まで戦うようになったのはいい変化だと思います。
FNMはでかいですね。あれだけ参加しててもランキングの結構なところまで狙えますから・・・・さすがに来年には変わるでしょうねw
十数年ぶりにMTGに復帰しようかといろいろと調べています。
(私にとっては雲の上のお話ですが)参考になりました。
順位を落としたくないからカジュアルなイベントにも参加できないみたいな話は、やっぱり変ですよね。(プロの方は半分以上、仕事なんでしょうけどね^^;)
私も1月のプレリリースのイベントに言ってみようかと思っています。
(MOにも参加してみます)