今週はもうPT名古屋ですが、その翌週にもとあるイベントが。それが6/17に発売される統率者戦デッキ発売記念パーティーです。

つまりもう発売まで2週間を切っているというわけで、統率者戦(コマンダー)のため、多人数戦のためにデザインされた新カードの情報が出始めております。
ジェネラルになる伝説のクリーチャーはもちろん通常の呪文もあります。というわけで現在Salvationに載っている17枚を一気に紹介していこうかと。

ところで、このカード達。新しく登場するカードではありますがスタンダードでは使えません。 使えるのはレガシーとヴィンテージに限られます(もちろんコマンダーも使えます)
レアリティが一応存在するんですけど、・・・・・これ意味あるんですかね?
(注:通常1vs1用のカードには使われない表現がいくつかあるため訳が不自然なものもあるかもしれません。)

Alliance of Arms  (白)
ソーサリー    レア
Join forces - あなたから始めて、各プレイヤーは好きな数だけのマナを支払ってもよい。各プレイヤーは白の1/1の兵士トークンをX体戦場に出す。Xはこの方法で支払われたマナの合計である。
みんなで協力してみんなで恩恵を受けよう!な能力 まぁ他の人が払ってくれれば自分が払わなくてもトークンは出るんですけど。
アーチエネミーの魔王討伐のような、味方が多い戦いでさらに有利に。 あとは何らかの理由で他の人にクリーチャーを提供したい場合に。


Archangel of Strife   (5)(白)(白)
クリーチャー - 天使   レア
飛行
Archangel of Strifeが戦場に出た時各プレイヤーは「戦争」か「平和」を選ぶ。
「戦争」を選んだプレイヤーのコントロールするクリーチャーは+3/+0の修正を受ける。
「平和」を選んだプレイヤーのコントロールするクリーチャーは+0/+3の修正を受ける。
6/6
とりあえずどっちを選んだかはしっかり記録しておきましょう。あとこれが2体以上戦場に出たとかいうとさらにめんどくさいことに。
こいつ自身も修正を受けるので6/9か9/6飛行というかなりのサイズにはなる。


Trench Gorger   (6)(青)(青)
クリーチャー - リバイアサン   レア
Trench Gorgerが戦場に出た時、あなたは好きな数の土地カードを探し、それらを追放してもよい。その後ライブラリーを切り直す。そうした場合、Trench Gorgerのパワーとタフネスはそれぞれこの方法で追放した土地の数に等しい。
6/6
EDHなら土地は40枚くらいあるだろうから、これが出た時10枚20枚くらい余裕で追放できる。無駄ヅモを避けるためにも。
追放しなかった場合6/6として出るけどサイズがすごいことになり得る以外は8マナのバニラである


Sewer Nemesis   (3)(黒)
クリーチャー - ホラー   レア
Sewer Nemesisが戦場に出た時プレイヤーを一人選ぶ。
Sewer Nemesisのパワーとタフネスはそれぞれその選ばれたプレイヤーの墓地の枚数に等しい。
選ばれたプレイヤーが呪文を唱えるたび、そのプレイヤーはライブラリーの一番上のカードを墓地に置く。
*/*
ライブラリーアウトも兼ねている・・・というわけではないがまぁ一応。 デッキのコンセプトに合わせやすいので自分を選ぶことが多いのではないか。
言うまでもなく《大祖始の遺産》で即死できる。だいたいのEDHデッキなら墓地掃除が入ってると思うが活躍できるだろうか。


Death by Dragons   (4)(赤)(赤)
ソーサリー     アンコモン
対象のプレイヤー以外の各プレイヤーは、赤の5/5の飛行を持つドラゴントークンを1体戦場に出す。
悪いなのび太。このドラゴントークン3人分なんだ。 トップを一斉に包囲するかのようなハブりっぷり。
《カーサス》をジェネラルにすれば全部パクって総攻撃できるね! というところまでは誰もが夢見るのではないか


Collective Voyage   (緑)
ソーサリー   レア
Join forces - あなたから始めて、各プレイヤーは好きな数だけのマナを支払ってもよい。各プレイヤーはライブラリーからX枚の基本土地カードを探し、それをタップ状態で戦場に出す。Xはこの方法で支払われたマナの合計である。その後ライブラリーを切り直す。
基本土地の少ないデッキを使ってると恩恵があまり受けられないが、これみんなどれだけマナを払ってくれるんだろうか・・・。
やはりこの能力は1vs多人数みたいな状況で使いたいところ。 あぁそうだ。《トンネルのイグナス》出してから打つと他のプレイヤーは「見つかりませんでした」って言ってくれるんじゃないかな。


Vow of Wildness   (2)(緑)
エンチャント - オーラ   アンコモン
エンチャント(クリーチャー)
エンチャントされているクリーチャーは+3/+3の修正とトランプルと、「あなたとあなたのコントロールするプレインズウォーカーを攻撃できない」を持つ
なんのこっちゃと思ったけど、このオーラは相手のクリーチャーにつけるもの。 強くして上げるから俺以外の何かを狙ってください、と。
1vs1の状況になったら《強制された崇拝》のように攻撃できない生物にできる。ブロックはされる。




Acorn Catapult   (4)
アーティファクト    レア
(1),(T):Acorn Catapultは対象のクリーチャーかプレイヤーに1点のダメージを与える。そのクリーチャーのコントローラーかプレイヤーは緑の1/1のリストークンを1体戦場に出す。
タフネス1のヤバいシステムクリーチャーなんてゴロゴロいる。リスにでも変えてあげよう。 他に自分の適当な生物に打てば1マナでトークンが出せる。
出したリストークンにでも打ち続ければ「墓地に置かれた時」を毎回誘発させられる。 インスタントタイミングで相手にブロッカーを提供して守ったりもできる。 あまり強そうには聞こえないけど。


----ここからジェネラル----

Animar, Soul of Elements   (青)(赤)(緑)
伝説のクリーチャー - エレメンタル   神話レア
プロテクション(白) プロテクション(黒)
あなたがクリーチャー呪文を唱えるたびAnimar, Soul of Elementsの上に+1/+1カウンターを1個置く。
あなたのクリーチャー呪文を唱えるためのコストはAnimarの上に乗っている+1/+1カウンターの数1個につき(1)少なくなる。
1/1
ガンガンクリーチャーを唱えていこう。 といってもたくさん唱えるために軽い生物にすれば軽減の意味はないし、重い生物を軽減するにはたくさん唱えられないし。
まぁ3マナでプロテクション2つ持ってたり、勝手にでかくなれたりとさすが神話ジェネラルといった感じはする。


Basandra, Battle Seraph   (3)(赤)(白)
伝説のクリーチャー - 天使   レア
飛行
プレイヤーは戦闘中に呪文を唱えられない。
(赤):このターン対象のクリーチャーは可能なら攻撃に参加する。
4/4
呪文によるコンバットトリックを発生しないようにできる・・・が、自分も唱えられなくなるので注意。
自分は 守りを固めといて相手の戦闘開始時にでも適当に攻撃強制させて同仕打ちを狙わせる? そううまくいくかな。


Edric, Spymaster of Trest   (1)(緑)(青)
伝説のクリーチャー - エルフ ならず者   レア
クリーチャーがあなたの対戦相手の一人に戦闘ダメージを与えるたび、そのクリーチャーのコントローラーはカードを1枚引いてもよい。
2/2
クリーチャーが全員《巻物泥棒》に! ただし俺を攻撃したら無効。他の人を狙うよう仕向けるならず者。
ほぼノンクリーチャーなデッキ側からみれば邪魔なことこの上ないが、クリーチャー主体のデッキの側には重要なクリーチャー。もしかしたら勝手に守ってくれるかもしれない。

Karador, Ghost Chieftain   (5)(黒)(緑)(白)
伝説のクリーチャー - クリーチャー スピリット   神話レア
Karador, Ghost Chieftainを唱えるためのコストはあなたの墓地にあるクリーチャーカードの数だけ(1)少なくなる。
各あなたのターン中、あなたはあなたの墓地にあるクリーチャーカードを1枚唱えてもよい。
3/4
墓地に5枚生物がいれば3マナで。コマンド領域に戻って追加コスト(2)が発生しても墓地にクリーチャーカードが多ければそれすらも軽減できる。
 毎ターン墓地から1枚だけ生物を唱えられる。 釣るわけではなく唱えるなのでマナコストは支払うこと。


Nin, the Pain Artist    (青)(赤)
伝説のクリーチャー - ヴィダルケン ウィザード   レア
(X)(青)(赤),(T): Nin, the Pain Artistは対象のクリーチャーにX点のダメージを与える。そのクリーチャーのコントローラーはカードをX枚引く。
1/1
自分のクリーチャーに打ってXドローするのが主な使い方になりそうだが、これカードを引くのは強制なので無限マナから相手を倒せるジェネラルだともいえる。
《マラレン》だとか《前兆の機械》のような「カードを引けない」状態ならただのX火力にも。 あとはまぁ自分の《ぬいぐるみ人形》にでも与えてると効率よさそうに見える。


Skullbriar, the Walking Grave  (黒)(緑)
伝説のクリーチャー - ゾンビ エレメンタル   レア
速攻
Skullbriar, the Walkingがプレイヤーに戦闘ダメージを与えるたび、これの上に+1/+1カウンターを1個置く。
Counters remain on Skullbriarの上に置かれたカウンターはプレイヤーの手札かライブラリーを除くいずれかの領域に移動しても依然として置かれたままである。
1/1
コマンド領域に戻ってもカウンターが乗ってることを覚えているフェイジングのようなゾンビ。 ジェネラルにしてなくても墓地ならカウンターの数を覚えたまま。
ただし+1/+1カウンターに限らず-1/-1カウンター等でも覚えたままなので-1/-1カウンターを乗せた状態で死ぬとどうにもならない。あとは《その場しのぎの人形》のマネキンカウンターとかw


Tariel, Reckoner of Souls   (4)(白)(黒)(赤)
伝説のクリーチャー - 天使   神話レア
飛行 警戒
(T):対象の対戦相手の墓地にあるクリーチャーカードを無作為に1枚選ぶ。あなたのコントロール下でそれを戦場に出す。
4/7
ひたすら相手の生物を奪えるが奪う対象は選べない。 もちろん墓地に1枚しか落ちてないなら話は別だが。
警戒持ちなので攻撃しつつ能力も使えるという実にボロスらしい天使。やってることはオルゾフくさいけど。


The Mimeoplasm   (2)(青)(黒)(緑)
伝説のクリーチャー - ウーズ   神話レア
The Mimeoplasmが戦場に出るに際し、あなたは墓地にあるクリーチャーカードを2枚追放してもよい。そうした場合、これはそのうちの片方のコピーとして、もう片方のパワーの数に等しいだけの+1/+1カウンターを乗せた状態で戦場に出る。
0/0
とりあえずめんどくさそう。指定がないので墓地は同じ墓地でなくてもよさそう。ただし1枚だけ追放することはできない。2枚追放するか追放しないかだけ。
《影武者》に近いが、墓地掃除を兼ねてるというよりは、プロジェクトX(《ヒバリ》コンボ)のような使い回しを防いでるという方がでかいのかな。


Vish Kal, Blood Arbiter   (4)(白)(黒)(黒)
伝説のクリーチャー - 吸血鬼   レア
飛行 絆魂
クリーチャーを生贄に捧げる:Vish Kal, Blood Arbiterの上に+1/+1カウンターをX個置く。Xは生贄に捧げたクリーチャーのパワーに等しい。
Vish Kalの上から全ての+1/+1カウンターを取り除く。:対象のクリーチャーはこの方法で取り除かれたカウンターの数だけ-1/-1修正を受ける。
5/5
単純にサイズがでかくなってジェネラルダメージ勝ちも狙えるし、自分のクリーチャーを用意できる限り除去にも使える。
積極的にクリーチャーを生贄にできる・・・・というのはジェネラルだとしてもこのマナでやる必要はないか、さすがに。


以上17枚(うち伝説9枚)

「新しいジェネラル」という意味から考えれば当然のこととはいえ、やはり対抗色や3色ジェネラルが増えるのはEDH好きにとってはありがたいですね。特に対抗色含みの3色だと6マナのドラゴン達と《ドラン》くらいなもので選択肢が少なかったわけで。5色クリーチャー使っても一応問題はないんだけど・・・ちょっとねぇ。

そんなわけで スポイラーは「17/51」とまだまだ新カードがたくさん残っているようなので、今後の情報にも期待したいところですね。(念のため再度書きますが、スタンダードでは使えません)

コメント

おんたい
2011年6月7日17:37

Command Towerと言うコモンが出たことで、Pauperで使えるかどうかが・・・あれ? Pauperにコマンダーいないから意味ない土地だなw

レアリティの意味はわからんですねー

>Alliance of Arms

たくさん出したところで、《虐殺のワーム/Massacre Wurm(MBS)》で(゚Д゚ )ウマーw

>Trench Gorger

めいっぱい土地抜いたところで、《ハルマゲドン/Armageddon》か《抹消/Obliterate》打たれるんですね、わかりますw

まあ、MOで発売されるみたいだし、モミール的には面白いクリーチャーが増えたかなーw

ライラック
2011年6月8日18:12

>たくさん出したところで、《虐殺のワーム/Massacre Wurm(MBS)》
 そうですねw相手が警戒してなければまさに大虐殺ww あとは破壊した分だけドローできる命令とかありましたか。

>めいっぱい土地抜いたところで、《ハルマゲドン/Armageddon》か《抹消/Obliterate》
基本ですねwww モミールならとりあえず20/20とかなるのもありなんですがw

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