M10におけるルール変更－１～４ (M10-2)

2009年6月10日 MTG雑記

もう見飽きた方も大勢いそうですが。初めてみる人もいるかもしれない。。
よくある質問集やルールFAQと同じように書いていきます。

ところでまず、いろいろ回った結果なぜか誰も触れてなかった点
このルールはM10プレリから有効
すなわち日本選手権の本戦はもちろん前日予選だってこのルール。新カードだけじゃなく新ルールにあわせてデッキを組んでいきましょう。

１：マリガンは同時に行う
・「先手がマリガンするかどうか宣言した後、後手がマリガンするかどうかを宣言する」

フリープレイやフライデーくらいの試合なら先手のマリガンを待ったりしないでマリガンすることもよくあるでしょう。その程度の差。

２：戦場　唱える　追放　終了ステップ
いくつか用語が変わりました。
「場」→「戦場」、「呪文をプレイ」→「呪文を唱える」、「ゲームから取り除く」→「追放」、「ターン終了時に」→「終了ステップの開始時に」

・「戦場」や「プレイ」「起動」に関しては主に英語表記(全て"play")が紛らわしいからであって特別意味はない。
・土地はプレイされる。　呪文は唱えられる。　どちらかわからないものはプレイされる
・「追放」されたカードはゲーム内の「追放領域」に移動する
・「追放領域」は「ゲーム外ではない」ため《きらめく願い》等で持ってくることはできない。
・「"ターン終了時に"が誘発した後～」というよくわからない宣言が普通に「終了ステップ中に～」といえばよくなった。

少なくとも今のスタンダードにおいては何も変更はないに等しい。　通じれば良し。

３：マナは持ち越せない。　マナ・バーンは起きない
・マナ・プールは各「ステップ」及び「フェイズ」の終了時に空になる
・つまりアップキープに出したマナはドローステップに持ち越せない　(アップキープの《霧縛りの徒党》等に関連)
・攻撃クリーチャー指定ステップに出したマナは防御クリーチャー指定ステップに持ち越せない　(《ケルドの後継者、ラーダ》等に関連)
・《湧出》や《桜族の春呼び》がある場合はもちろん例外
・マナ・バーンは起きない　単純にマナ・プールが空になるだけ

強くなった・弱くなったカードは多数。《幽体の照明灯》、お前は良くがんばった。最初から大して使われてないけど

４：トークンはコントローラーのもの
・トークンのオーナーはそれが出た時のコントローラー
・(記述にはないが)後にコントローラーが奪われた場合も、オーナーは最初に出た時のコントローラー

《歪んだ世界》と《狩り立てられたドラゴン》を使う時意外はほとんど気にしない。
EDHにおいては《狩りたてられた○○》が強いのでトークンが消滅するかどうかに関わることもある。

さて、この１，２，３，４は結局のところたいして変わらない変更である。
解説の必要もゲームの進行に関わることもほとんどない。

しかし５，６，７はだいぶゲームの動きが変わってくるので別記事として書く。

せっかくなのでこの記事によって公開されたM10情報も記しておく。
《ボール・ライトニング》《クローン》は再録